南波佐間の森自然観察会

日時:2024年11月6日(水)9:30~11:40 天気:晴れ時々曇り 参加人数:18名

コース:旭公民館(集合)→赤い花と白い竹→南波佐間の森遊歩道左下の道→南波佐間防火用水→ゴルフ場脇→旭中→旭公民館(解散)

担当:B班 藤吉・森・横山・尾澤【報告・写真】栗山【写真】

24.11.6【栗山】
24.11.6【栗山】

みそら中央公園を突っ切り、下へ降りたところに実をずっしり付けたヌルデがあった。

 

この実を配り、しょっぱさを実感してもらった。昔は塩の取れないところではこのしょっぱさを塩の代用としていたらしい。

またちょい先にザクロの実が割れて落ちていた。これも1つずつ配り、今度は甘さを味わってもらった。今日の観察会は実りの秋を味わう観察会になりそうである。

「赤い花と白い竹」の入り口まで行き、オウゴンカシワの黄葉とドングリを見てもらった。オウゴンカシワはナラガシワの園芸種だそうである。

さて、左は放棄田、右は南波佐間の森斜面林の間の元農道に入っていった。きのこはあったが、残念ながらお目当てのクロヤツシロランは見つけられなかった。

ただ下見では見つけられなかったケンポナシの実を見つけた人が2名いた。

さて車道に出て、防火用水手前でカラスノゴマの花と実を見つけることができた。防火用水のところで下に降りて行ったが、その途中サンショウの実が赤く色づいていたので、その実を配った。「ウナギがほしい。」といった人もいたが、口の中がしびれるくらいからいと吐き出す人が多かったと思う。

その口直しにと2か所目のケンポナシの実が落ちているところに出て、その果柄の汁を吸い、ひと段落となったようだ。

ケンポナシが落ちているちょい先に「キューイがなっている。」という声が聞こえたので、よくみてみると確かにキューイがぶら下がっている

鳥が食べて種を落とし、ちょうど雌株と雄株が隣り同士となるようになったのかなと思った。残念ながら実は水たまりの上にぶら下がっていたのでとれない。これからキューイの野生化がどこでも起きるのかなと思った。

さてクロヤツシロランさがしの2回目が始まった。たくさんの目を集めたが、これまた残念見つかりません。ゴルフ場脇の坂を上りきったところで、スズメウリの実が満開だったので賞味していたが、賞味したのは私だけで他の人はヤマノイモのむかごや収穫し忘れたクリの収穫に夢中でした。

旭中までは、マメガキの熟したのをいただこうとしたが渋くて食べられず、ナツメは熟しすぎて水気がなく、スダジイの実を1個食べ、少し安心した次第である。

旭中ではやや少なくなったリンドウを観賞し、ダイオウショウの球果の大きさに驚き、ミズナラのドングリを観賞した。このミズナラについては、葉に柄はないはずであるが柄がある葉が混じっている。?である。

その後道端のヤクシソウの満開を見て、旭公民館に帰った。

ヤクシソウ
ヤクシソウ

当日配布した資料に記した10月30日の下見での見どころは下表の通りです。表をクリックするとファイルで確認することができます。

また掲載した写真は一部です。全写真は四街道南波佐間の森観察会【栗山】を確認ください。