日時:2024年6月21日
文責:水野、写真:栗山(当日)、豊島(下見)
8時ごろから小雨が降ったり止んだりしていて、観察会が実施できるかどうか危ぶまれたが、雨の具合によっては『途中で中止にすることもやむを得ないな!』ということで、実施することになった。
コナラ、クヌギの林床にはフタリシズカがあり、花序(もう実になっている)を2本以上つけているものあって、2人(フタリ)ではないと思った。
調べてみたら、多いものでは5本ぐらいつけるとのこと。
ウマノミツバも蕾を付けていた。
葉の縁が深く切れ込み、柄には翼が付いていて、茎をスッと伸ばしているものがあった。ヤマニガナだとのこと。
もう少ししたら花を咲かせると思うので、見に来ようと思った。ナルコユリもかわいい丸い実をぶら下げていた。
ヨシに混ざってウキヤガラがあった。
先日の亀崎橋台跡方面観察会で見たコウキヤガラよりも、確かに大きく花柄も長かった。
ここで雨が激しくなってきたので、観察会を中止することになった。帰るためカワセミが棲む池に向かった。
残念ながらカワセミは観察できなかったが、池と反対側の斜面にヒキヨモギが背を伸ばしていた。
先日観察したセイヨウヒキヨモギは黄色い花を咲かせていたが、ヒキヨモギはまだで、夏の終わりごろに花を咲かせるとのこと。
また、ここには隣同士で違う回り方に花を付けたネジバナがあった。どちらが右巻き?左巻き?となったが、横から見て右上がり、左上がりということで判断しようということで決着がついた。
薄ピンクの花を付けたネムノキがあったので、花の造りを勉強した。雨が降り続き、ほんの短い観察会で残念だった。