日時:2023年11月30日(金)8:15~13:20<晴れ>参加者:25名
コース:四街道駅→(東京)→新宿駅南口→新宿御苑→ラクウショウの林→森の家(休憩)→レストランゆりのき→翔天亭→旧御涼亭→中の池・下の池→プラタナス並木→レストハウス(昼食)→解散
担当:荘子、晝間、三原 、水野(文責)【写真:豊島、栗山】
出発してすぐ年を経たプラタナスがあった。「どのくらいの太さだろう?」と計ってみることになった。皆で手を繋いで幹の周りを囲んだら、5人でつなぐことができ、5m以上あることがわっかった。
感心して木を見上げたら、黄色くなった葉がひらひらと風になびいていた。
観察路の右側には白や赤のサザンカが咲き、イヌビワの木が実生を含め十数本あった。
ここにあるラクウショウは日本で最初に植えられたものだとのこと。これもとても太く、おまけに50cm以上はある気根が土からニョキニョキと出ていた。通りがかった方々から
「これは何ですか?」とか「何の役目があるのですか?」などとの質問を受けたりもした。
観察路脇にはハート形をしたスミレのような葉を付けた草があった。何か分からなかったけれど、後ほどツボクサだと教えてもらった。
また、実生の木で葉だけなので判断できないものがあったが、近くに実を付けた親木があったので、ユズリハだと分かった。よく似たものがあって判別が難しい。
イイギリの実も落ちていて、皆、その鮮やかな赤い色に感動した。
ペカン(ピーカン)という名札が付いた木があった。クルミ科の木で果実(ナッツ)も美味しいとのこと(食べた事のある人曰く)。
道脇ではキチジョウソウが薄紫色の花を付けていた。この花が咲くと『吉事(良いこと)』があるというが、毎年咲いているのでは?と思うほど、沢山の花が咲いていた。
カンレンボクという初めて聞く名前の木があり、小さなバナナを球状に付けたような果実をたわわに付けていた。
また、桑の葉にさらに深く切れ込みを入れたような葉を付けたカジノキもあった。小さな少し赤みがかった実を数多く付けている木があり、何だろうか?と喧々諤々。
カナメモチということで落ち着いた。
旧御涼亭の近くに来たら、台湾から贈られたというタイワンスギがあった。
普通のスギより針葉が長いなと感じた。隣にラカンマキもあったが、これはイヌマキと比べると葉が短かった。どこが羅漢かな?と思った。
ここのモミジは紅葉した葉の先が茶色に変色し縮れてもいて、美しいとは思えなかった。
バラの花も今一だと思ったが、イチョウの黄葉は素晴らしかった。
種を付けた枯葉が残るケヤキの下で昼食を摂った。この時、5mm程度のムーアシロホシテントウを見つけたので、皆でじっくり観察した。
昼食後、温室に行く人、他のところを見る人、帰る人とそれぞれに別れた。私は温室組であったが、カカオの花と実がいきなり木の幹から出ていることに驚いた。
半分ぐらいの人が外国の方ではないかと感じた新宿御苑だった。
その他の写真は下記を参照ください。
栗山さんhttps://photos.app.goo.gl/jk2CfyAwgtdhqS9fA