日時:2023年11月18日(土)9:30~12:15<曇り>参加人数:19名
コース:みそら中央公園→南波佐間の森東下の道→たかおかみ神社分社→たかおの森調整池 →たかおかみ神社本社下→みそら中央公園
担当:栗山・晝間・藤吉・横山・尾澤(文責)【写真:栗山】
めだか新聞に、たかおの杜調整池には水鳥が集まっているという記事が出ていたので、この観察会を組んでみた。
ただ、調整池に行くのに、みそら中央公園から中台地区を通って行くのでは芸がないと思い、たかおかみ神社分社を通る道を選んでみた。
集合場所のみそら中央公園から、すぐ田の方へ出る坂道を下った。
長屋門のある道のところの民家の庭には、カキ、ユズ、ザクロ、カリン、キューイと秋の味覚が目白押しになっていた。
田のところに出たが、やはり車の行き来が激しく、気をつけて通るしかなかった。
振り返ってみると、田はほんの一区画しかなく、あとはすべて耕作放棄地となっていて、セイタカアワダチソウ、オオブタクサ、ヨシ、アメリカセンダングサなどが見事にはびこっていた。これからの食糧生産問題がどうなるのか少し不安である。
中台の道と南波佐間の道との間の耕作放棄地沿いの道に入っていった。はじめは暗かったが、明るいところに出たら、太田さんがまずタマゴタケを見つけてくれた。
また少し進んだところではオオカマキリがいたなと思っていたら、これはムネアカハラビロカマキリですよと太田さんが教えてくれた。
またその近くにはケンポナシの実が落ちており、どの木がケンポナシなのだとか、ナシというだけあっていい香りで甘いとか、ちょっとした騒ぎもあった。
そしてたかおかみ神社分社の前に行き、下見の時はナキリスゲのワタムシが目立っていたが、今では綿毛は目立たくなっていることがわかった。
下見の時は見過ごしていたアキノギンリョウソウがしっかり実をつけて枯れて立っていることがわかり安心した。
その後、オニグルミの実が道に落ちているところを通り、やがて、秩父供養塔を中台へと曲がり、今盛んに車が出入りしている新なみのりロードを気をつけて横切り、たかおの杜調整池に行った。
そこでは「しぜん」表紙写真の和田さんが待っていて下さり、今いる水鳥の説明をして下さった。
今はオカヨシガモが一番多くいるし、ヨシガモもいるとのこと。オカヨシガモは、尾の方向に黒と白の羽があり、それが特徴かなと思ったが、ヨシガモは残念ながら見つけられなかった。
和田さんによれば、この調整池は四街道にいるカモ類すべてを見ることができるとのこと。
もっと寒くなれば、もっと増えるだろうと予想して、調整池近くに下り、半周して反対側の出口に出た。
あとは、この近くにできた物流施設などをみて、たかおかみ神社本社の近くを通り、帰った。
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