タテジマカミキリの越冬

タテジマカミキリは会誌「しぜん」の表紙写真を担当している和田信裕さんが2022年5月に、たろやまの郷では初めて確認したカミキリムシです。カミキリの好きな私は再確認をしたいと思い、食樹のカクレミノで探していたのですが見つかりませんでした。この種は成虫が小枝の表面を少し削って密着し屋外で、越冬することが知られています。冬になったらたろやまの郷で再捜索をしてみようと考えていました。1月下旬に思い立って探してみたら1本目のカクレミノであっさり見つけることができました。体長は約20mmぐらいですが、触角はその2倍もありそうですがピンと前に伸ばして小枝に密着させて目立たないようにしています。2月中旬でもまだ同じ場所にいました。春はいつから動き出すのか?継続して観察してみます。

(太田祐司さん)写真は2023.1.26

越冬が終わったらまた皆さんに教えて下さい。(編集子)