カシノナガキクイムシ被害

月曜日のたろやま会運営委員会の郷内巡回の時、木くずがあり枯れているコナラ2本、木くずがあるコナラ2本を発見しました。

本日、県北部林務課から現地調査に来てもらい、間違いないことを確認しました。

とても厄介で、松くい虫と同じように、コナラ等が壊滅的な打撃を受けそうです。

対策は県・市に検討をお願いしました。

 

市内の里山で発生を確認したらご連絡をお願いします。

特徴 主にコナラに寄生

   地面に近い1mぐらいまでの所に細かいおがくずがある。

   1か月ぐらいでカシノナガキクイムシに寄生しているナラ菌により枯れる。

 

たろやまは、対策を取るには遅すぎる状況かもしれません。みなさんが観察している里山で発見したら至急連絡してください。

写真(上記)を添付します。 

                         任海

添付参考文献

下記のHPを参考にして下さい。

 

県のHP等

県林務課 https://www.pref.chiba.lg.jp/shinrin/documents/naragarenituite.pdf

   農林総合研究所 https://www.ffpri.affrc.go.jp/fsm/research/pubs/documents/nara-fsm_201202.pdf

 

(ひとりごと)

マツクイムシ被害もそうですが、カシノナガキクイムシに着いた菌が悪さをして、それに対抗するため、木が過剰に防御して結局は自分の栄養が通る道をふさいで枯れて(自分で自分を枯らして)しまうようです。なんだかムシを退治してしまうのは少し可哀想な気もします。

コロナにかかったら(かかってなくても)コロナ対策でみんな殺されてしまう なんてことが有ったら・・・事実1300年代ヨーロッパでのペスト禍では有った事ですが・・・

とても恐ろしいな~ と感じた次第です。(森)

植村敦子さんから添付の参考資料も届きました。勉強熱心な方は是非ご覧ください。

松戸市研修会 200730

カシナガ対策トラップ(1) 静岡