日時:令和元年10月21日(月)9:30~14:30 天気:曇り 参加人数29名
コース:みそら中央公園→中台→粟飯原墓地→クリーンセンター(昼食・トイレ)→姫宮神社→みそらバス発着場隣(解散)
担当:秋山・尾澤・北村・栗山・藤吉・横山
旭公民館の旭小側のところにキンモクセイが咲いていた。その横にうすい色のキンモクセイが咲いている。まてよ、これがウスギモクセイであろう。
吉見霊園のは、ウスギモクセイといってしまったが、ほぼ白なのでギンモクセイなのだとつくづく分かった。その後見かけた庭には、ギンモクセイとキンモクセイがほぼ隣り合って咲いているところがあった。
ごめんなさいという気持ちとともに、違いのわかる観察会にしなくてはとつくづく思い知らされた。
中台地区手前の放棄田のところには、カナムグラ、コセンダングサ、アメリカセンダングサなどがひしめいている中に新しい雑草のマルバコンロンソウが咲いていた。しっかり実がついていたので、これからもっと広まると思われる。
51号に出る大きな道路を渡った畑にはムギワラギク、ブッドレアなどの園芸植物が育てられていた。さらに、古川宅の奥の粟飯原墓地(資料では古川家と書いてしまった~ごめんなさい)を回った先では、サイカチの大きなさやが落ちていた。よく見たら竹やぶの中に大きなサイカチが葉(複葉)を広げ、実をぶら下げていた。
クリーンセンター近くの稲刈り後の田では、アキノウナギツカミ、キクモ、スズメノトウガラシ、ヤナギタデとこの時期にしか出会えない植物と出会うことができた。 昼食をとったクリーンセンターでは、出入り口の門のところで車の渋滞が起きていた。大半が粗大ゴミを積んだ一般車であり、今回の2つの台風の被害の大きさがよくわかった(おかげでクリーンセンターのトイレ使用は以後お断りとなってしまった)。
昼食後は、姫宮神社に向かった。下見で分かっていたことだが、この森は全体が暗く、車道部分はゴミが捨てられており、社殿への道は枝葉がたくさん落ちていたので、今回は社殿からすぐ裏の林縁へと下りていこうと決めていた。
さて、車道部分では葉が大きくなったアオイスミレに出会った。実ができたのか少し調べてみたが、実は見つけられない。ゴミに挟まれたこのスミレが春に花を咲かし実をつけることができるのか心配である。鳥居のところではキチジョウソウの花を見つけることができた。社殿近くでは、キッコウハグマ、コウヤボウキを見つけたが、花はこの暗さでは無理なようである。
後は林縁に下り、キバナアキギリの満開の姿や咲き残ったイヌショウマなどを見つけ、みそらバス発着場隣りへと戻ってきた。(尾澤)