長岡林縁の秋観察会

日時:平成30年11月 7日(水) 9:30~13:30 天気:くもり 参加人数:34名 

コース:旭公民館→大六天社→豊受神社→長岡林縁→ムクロジの里→香取神社(昼食)→旭公民館 

担当:小澤・鶴田・荘子・豊島・水野  

①ウコン②ジンジャー     

※本文の写真をクリックすると拡大して、名前を確認することができまます。写真を閲覧後、本文に戻る時には写真右肩にある「✕」をクリックしていただくと、写真が閉じて、本文に戻ることができます。

出発してすぐの畑に、ウコンとジンジャーがあり、両方に花殻が残っていて花の付き方の違いを比較できた。ジンジャーエールにはジンジャーが入っているのだろうかという疑問があった。

調べてみたらジンジャーエールには生姜が入っており、ジンジャーはジンジャーリリーといって、主として花と匂いを観賞するとなっていた。一つ物知りになった。 

①コガタコガネグモ②クロヤツシロラン

9月に雨のため中止になったクロヤツシロラン観察会の場所には、クロヤツシロランの果実が長いツクシのように伸びていた。それにしても以前と比べるとその数が少なく、寂しさを感じた。森の中の細い道には台風による倒木があり、頭上に気を付けながら歩かなければならなかった。

①ハナタデ②イヌタデ       

道端にあったキチジョウソウにはたくさんの花穂があり、花を咲かせていた。めったに咲かないので、咲くと吉祥があるとのことで、この名前が付いたと聞いているが本当だろうか?

①アオツヅラフジ②センリョウ

豊受神社のキッコウハグマは閉鎖化である。四街道で花弁を開いているキッコウハグマを見たことがない。これも不思議なことだ。

①ヒメジョオン②キチジョウソウ   

この神社の脇道にはヌスビトハギとフジカンゾウがあったので、実の形や大きさ、葉の付き方の違いなどを比べることもできた。

①オオカマキリの卵嚢②フラス(ホウトクガ幼虫の糞) 

オオハナワラビが立派な胞子葉をつけ、春の草花であるオドリコソウが背丈20cmぐらいになっていた。また、近くにはベニバナボロギクが1本だけ生えていた。これは四街道ではあまり見かけない草花ではないかと思う。

①キッコウハグマ②ウチワゴケ      

リュウゼツランが実を付けていた。花が咲くのは70年位に1回とのことだが、20年位前にも同じところで花が咲いているのを見た覚えがある。これも本当のことだろうか?と思っている。

①ヨウラクラン②ミスジマイマイ

香取神社へ行く道にヤブタバコが数本生えていた。この植物は独特の枝分かれをしているのでよくわかる。神社の境内の脇には数本のシロヨメナがあり、丁度花を咲かせていた。 

①ベニバナボロギク②シロダモの雄花    

昼食後、帰り道で樹齢300年のスギがある民家の方に会ったので、庭へ入らせてもらって、その姿を眺めることが出来た。

①シロダモの実②ムクの実(甘い)

また、コセンダングサ、アメリカセンダングサ、センダングサの花の付き方、葉の違い、種子の違いを見比べることもできた。帰り道は、皆さんサッサと歩き、予定よりも大分早く観察会を終えた。 (水野) 

①ヒイラギ②ムクロジ③キササゲを覗き込む