馬渡の森観察会

日時:平成30年5月11日(金)9:30~14:10 天気 晴れ 人数29名 

コース: 旭公民館 → みそら中央公園 → ケアハウスせきれい → クリーンセンター(昼食、トイレ)→ 姫宮神社 → 旭公民館(解散) 

担 当: 栗山、末永、三原、山口、渡辺(愛)、渡辺(幸)

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 昨日までの寒さは無く今日の昼頃は気温が上昇するとのこと。湿度も無く心地良い風が吹いています。生き物や鳥も活発に動き始めるちょうど良い観察会の季節です。公民館隣の消防署からはツバメが行ったり来たり。毎年巣を作るそうです。

みそら中央公園のニセアカシア、フジの花は散っていました。私たちに匂いは届きません。木の根元に尾を切られたニホンカナヘビ発見。日向ぼっこかな?

小花のノヂシャ、コメツブツメクサ。アカツメクサの近くにヤセウツボが立っていました。谷津ではキジがいます。キウイ棚の花の雄花と雌花も観察。カラスノエンドウにいたアブラムシ、ナミテントウ、ナナホシテントウの幼虫、蛹、成虫も見られました。

ウグイス、シジュウカラのさえずり。シロダモの新芽を触わり涼しい林縁を通り過ぎました。ケアハウスせきれいの先の林にガマズミ、カマツカ、コバノガマズミ、エゴノキなどが林立しています。

エゴノキにいくつもオトシブミが下がっていました。エゴノツルクビオトシブミとのこと。葉の巻き方の見事な技に感心しました。「いきもの」ってすごい!工事が進んでいる成山の開発はどうなるのでしょう。

フェンスに絡みついているクマヤナギに実がなっていました。実が真っ黒になったら食べられるとか。誰も味わったことはありません。「美味しくないかもねぇ」との声が。佐倉市と四街道市の境の水路にショウブの花。足元のニワゼキショウとオオニワゼキショウの違いを確かめました。

チョウもコジャノメ、ヒメウラナミジャノメ、ヒメジャノメなど識別に戸惑います。連休にイネの苗を植えたばかりの田に、カエルたちの大合唱とオオヨシキリの鳴き声も聞こえてきました。昼食は広々とした田んぼにいるダイサギやツバメを見ておいしく頂きました。  

午後は姫宮神社へ向かいます。鳥居の両脇にニガナの群生。クサナギオゴケはツルを伸ばしてかわいい花を見ることができました。

オオカモメヅルの虫こぶ。竹林のキンラン、ギンランは時期を外して残念!みそらの住宅街を通過し、朝歩いた林縁の上の道にサワフタギの白い花。葉にシロシタホタルガの幼虫。「ホタルガの成虫は見るのにシロシタホタルガの成虫はあまり見ないね。」と言いながら進むといい香りがしてきました。

満開のテイカカズラの花でした。約7キロのコースでしたが無事に公民館到着。見て、触って、聞いて、何でなんだろうね?との疑問もあった観察会になりました。(渡辺(幸))