総合公園のカタクリ観察会

日時:平成30年4月3日(火)9:30~12:00 天気 晴れ 人数21名 

コース:四街道総合公園表駐車場広場→公園内自然観察(アマナコース→カタクリコース→修景池) 

担当:栗山、三原、山口、渡辺(愛)、渡辺(幸) 

①マルバスミレ②タチツボスミレ

※本文中の写真はクリックすると拡大して、名前を確認することができます。写真閲覧後に、写真右肩にある「✕」をクリックすると、本文に戻ることが出来ます。画面中の「戻る」ボタンを押すとホームページが終了しますのでご注意を。

①ニオイタチツボスミレ②アマナ

昨年のちょうどこの日はバス観察会で三毳山のカタクリを見て、山一面のカタクリに圧倒されました。

四街道のカタクリは下見時に約530株のカタクリを数えましたが、今年は季節外れの陽気で既に例年より早くカタクリが咲いてしまいました。

①カタクリ②キジムシロ③ウラシマソウ④ミツバツツジ

四街道総合公園の植物マップを片手に21名でスタートです。  

この公園は植生の会が植物調査や園内の保全などをしていますので、植生の会の栗山さん、山口さんの案内で歩きました。

①②ドングリ(コナラ)の芽③オオシマザク④ラヨウコウザクラ

出発前に多目的運動場の建物出入り口の軒から1羽のツバメがすごいスピードで飛んで行きました。巣作りの準備でしょうか?

 

①シダレザクラ②ヨコヅナサシガメ③カメムシ④ベニシジミ

アカシデの赤い雄花がたくさん下がりピンクの雌花も上向きに出ていました。ケヤキは目立たないが花を咲かせている。おしべとめしべを観察し、葉もまだ小さい。

①アマガエル②ダイサギ③オオホシオナガバチ♂ 

ここまでの写真は豊島さん撮影です。 最後の昆虫の同定には鶴田さんのお力をお借りしました。

 アマナコースにウラシマソウ、ゼンマイの胞子葉と栄養葉、ヤマユリ、サンショウ、ミツバウツギの芽生え。ツルボとアマナの葉の違いを確かめる。

下って行くと黄色い花のウマノアシガタ、ヘビイチゴ、ヤブタビラコ。ササの葉にトンボなのかカゲロウなのか分からない昆虫がいました。優雅に飛ぶダイサギ。

以降の写真は栗山さん撮影です。拡大すると違う世界が見えてきますね。

①②アカシデ③総合公園に集合④勉強熱心です

ツグミ、桜の木にヒヨドリ、シジュウカラ、アオジ、ウグイスのさえずり。春の陽だまりをモンシロチョウ、キタキチョウが飛び交い大型のクマバチも。

カタクリコースの斜面はカタクリの他にニリンソウ、ヤブレガサ、ハンショウヅル、ホトトギス、ナルコユリ、ミヤマナルコユリなど芽吹いています。

①②ナツグミ③イヌシデ④イヌザクラ

ジュウニヒトエ、タチツボスミレ、アオイスミレ、白花のマルバスミレなどの花が春を告げています。枯葉と同化している茶色のアマガエルを見つけました。キヨスミミツバツツジがちらほら咲き始めています。

①カタクリはもう遅い②シロバナタンポポ③キヨスミミツバツツジ④ニオイタチツボスミレ

散策道にソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、しだれ桜、濃いピンクの陽光桜をいっぺんに見られる幸せ。桜吹雪の花びらが髪の毛についている方も。私の手提げのバックにも入っていました。

最後にニオイタチツボスミレの春の香りを嗅ぎました。ゆっくりと身近な自然と親しむ観察会になりました。(渡辺 幸子)