日時:平成28年11月7日(月) 9:30~13:45 天気 晴れ 参加人数:31名
コース:物井駅→小名木川合流点→鹿島川流域→麻賀多大明神→西福寺→山王公園→敬愛短期大学側道→ 太田調整池→駅前公園
担当:荘子・鶴田・水野 写真:森
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①出発前②セイバンモロコシ
今日は「立冬」、心なしか風が冷たい。鹿島川の土手は一面にススキが繁り、穂が毛羽立っていた。葉が食い荒らされたギシギシは葉裏を見るとハグロハバチの幼虫がたくさん見られた。
③ハラビロカマキリ卵鞘④アレチウリの実
アレチウリは元気がよく、花や刺のある実がたくさんついていた。巻きひげをよく見ると途中で巻き方が反対になっている。こうしたことで揺れ方が抑えられ、絡まりが解け難くなることなど自然の妙に感心した。
①アレチウリ巻きひげ②マイコアカネ③クコの花④イヌタデ
オオブタクサは花、種をつけているものまで様々、この勢いでは増えるはずである。農道や田の畔にはナズナ、イヌタデ、タネツケバナ、ホトケノザ、チョウジタデなどが花や種をつけていた。ヒレタゴボウとイヌガラシの実の違いを観察、タウコギとアメリカセンダングサは種の付き方がよく似ていた。
①カントウヨメナ②ホトケノザ③イヌガラシ④ノボロギク
戦国末期ごろだろう「大篠塚の砦」の説明を受け、地域の鎮守である麻賀多神社へ向かった。途中、農家の方からジンジャーをいただき、花の香りが一面に漂った。神社本殿への途中、花柄を伸ばし果実をつけたクロヤツシロランを5~6本見ることができた。
①チョウジタデ②スズメウリ③ミツバアケビの実④カラスウリの実
鳥居の近所にスズメバチが数匹、飛んできているとのことで早々に退散した。西福寺のカヤやコウヤマキを見た後、昼食場所の山王公園へ向かった。ケヤキが黄葉し、クロガネモチが赤い実をたわわに付けていた。スダジイの下にあったフユノハナワラビも観察することができた。
①ケヤキの黄葉②フユノハナノワラビ③イラガの幼虫④サワグルミの実
帰り道の調整池には、いつも数種類のサギが来ているのだけれど、今回は一羽もいなかった。アシなどが生い茂ったままで水面がほとんど見えないからだろうか? 駅前公園に着いた時は冷たい風が吹き始めており、早めに解散した。(水野)
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