泉自然公園自然観察会

日 時:平成27年11月25日(水)9:30~12:40 天気 雨  参加人数:20名 

コース:駐車場→カタクリ自生地→上の池→下の池→蓮池→草原(昼食)→野草園→いずみ橋→駐車場

担 当:小沢、栗山、嶋田、末永、三原、山口、渡辺

※写真をクリックすると名前を確認きまます。写真右肩にある「✕」をクリックすると、本文に戻ることができます。 

 

寒く冷たい雨の中、20名が集合。日本では、ここ50年間で温暖化により、イチョウの黄葉は11,6日、カエデの紅葉は15,8日遅くなっていると言われている。

泉自然公園には15種類、約500本のカエデ、他80種、カツラ、コナラ、フウ、イチョウ、メタセコイアなどがあることから、色とりどりの紅葉を期待して出発。歩き始めてすぐに「フクロウの彫像」が出迎えてくれた。

①イタヤカエデ②ウリハダカエデ③観察中④ツチグリ

公園に入るとニシキギ、メタセコイア、ラクウショウの紅葉がとても美しい。更に進むと、「フユザンショウ」が5mm位の卵球の赤い実をたわわに付けていた。雨の中のムラサキシキブの実はとても鮮やか、イイギリは真っ赤な実をたくさん付け、輝いている。

①フユザンショウ②ムラサキシキブ③イイギリ④ハンノキ

斜面にはツチグリが可愛い球形姿で立ち並んでいた。下の池には、オシドリ、マガモ、コガモ、アオサギが…。しばらくするとカワセミも飛んできて、みんな大喜び。ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロの鳴き声も聞こえる。蓮池では、今日のハイライト!初めて見る、地衣類のコアカミゴケの美しい朱色に歓声が上がった。 

①カワセミ②マガモ③ジョウビタキ④コアカミゴケ

草原の東屋で昼食。食後はフユイチゴの赤い実、カラスウリの朱色の実、ヤツデの白い花、サザンカのピンクの花、クロヤツシロランの黒い実などを見ながら野草園へ。リンドウ、ヤクシソウが可憐な姿を見せていた。いずみ橋付近ではカラコギカエデ、イタヤカエデ、イロハカエデ、ウリハダカエデなどが眺められ大満足。雨が強くなり12時40分で終了。雨ならではの色や風景、野鳥の動きなどが観察出来て、充実した観察会でした。(小沢)