吉岡・情報大学自然観察会

日時:平成27年6月23日(火)9:30~13:40 天気 晴れ時々曇り 参加人数:40名 

コース:東京情報大学 ⇒ 大六天神社 ⇒ 吉岡林縁 ⇒ 並木川(コウホネ) ⇒ 木出城址 ⇒ 調整池 ⇒ 東京情報大学(昼食) ⇒ 大学構内一周(解散)

担当:小澤・荘子・鈴木・鶴田・豊島・水野

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①ヒルガオ②コヒルガオ

今回の観察会は、並木川のコウホネと情報大学構内の観察をする初めての企画です。

③タカトウダイ④エゾノギシギシ(実)

大学前の会社の敷地には多くの樹木が植栽されておりアメリカデイゴの赤い花が目を引いた。ヤマボウシもかわいらしい実を上向きにつけているのが葉陰から観察できた。

①ミクリ②コウホネ③メリケンカヤツリ④セリ

空き地にイヌザンショウがあったのでにおいを嗅ぎ、サンショウとはにおいが少し違うことを確認した。造成中の道沿いは人の手が入っておらず、アオツヅラフジ、クズ、ヘクソカズラなどのつる性植物が樹木をびっしりと覆っていた。

①アオツヅラフジ(花・実)②ニガキ(実)③カラタチ(実)④ナワシロイチゴ(実)

ちょうどヒメコウゾが黄色い実、ナワシロイチゴが赤い実をびっしりつけ、鳥などの食欲を誘っていた。テリハノイバラの淡い香りを嗅いだあと、樹木が茂る薄暗い道を行くと大六天神社に着いた。大六天の説明の後並木川に向かう。

①クスダマツメクサ②クルマバヒメハギ③メドハギ④ ムサシノケヤキ

サンゴジュの実の付き方を見て、サンゴという名前が入っていることに納得しながら、途中の田ではクララ、イチョウウキゴケ、アマガエルの子どもをじっくりと観察する。

廃整備工場のヤゴの泳ぐ水溜りにはカヤツリグサの仲間があり、その大きさに感心した。吉岡林縁の道沿いにはカラタチが実をつけ、ナガバハエドクソウが咲き、畑にはピンクの花のハマユウを見ることができた。

①ナガコガネグモ(幼体)②ドヨウオニグモ③コハクオナジマイマイ④ホタルガ

並木川には、四街道で唯一自生のコウホネが黄色の花を咲かせていた。鎌倉・室町時代と言われている木出城址は鬱蒼と木が茂っていたが、キッコウハグマ、ヌスビトハギ、ノササゲ、トリカブトがあり、とりわけヤブレガサにあった大きな虫こぶには驚かされた。

①ツバメシジミ②イチモンジセセリ③ジャノメチョウ④カノコガ

情報大学の学食で昼食。午後は大学の構内を1時間ほど歩き、ムサシノケヤキ、ハナヤエムグラ、シロバナマンテマ、クルマバヒメハギ、ホタルブクロなどを観察した。途中、空が暗くなることもあったが、無事に終わることができた。(水野)