21世紀の森と広場自然観察会

日 時:平成26年3月14日(金)  8:15~14:40 天候 曇り 参加人数 25名

コース:JR四街道駅集合→西船橋駅→新八柱駅→21世紀の森と広場→光と風の広場→四季の山野辺→パークセンター(昼食)→縄文の森→博物館→新八柱駅(解散)

担当者:荘子、晝間、水野、渡邉  

どんよりした曇り空であったが参加者25名でJR武蔵野線「新八柱駅」へ向かった。

 

駅からは20分程で「21世紀の森と広場」の公園中央口に到着、10時少し前であった。3班に分かれていよいよ行動開始。21世紀の森周辺は、クヌギとヨシの群生する湿地帯であったとか、その自然の地形を保存する形で公園が造成されていた。

「光と風の広場」での野鳥観察は、気温が低かったせいか小鳥はあまり姿を見せなかった。次の山野辺の広場に出ると、雌花序の薄紅色の小さな花がほんのりと色づいているハンノキがあった。

桜のあでやかさとは異なり寒さの中で凛と咲く風情は、日本の「侘びさび」の精神のよりどころかと深い感銘を受けた。

①ハンノキ(雄花・雌花)②カツラ(雌株)

隣には、カツラの雄株、雌株があり、雌株の木の枝には、昨年結実した袋果がまだしっかりと残っていた。時間差で種子散布する自然の摂理の妙を見た思いである。

奥の方に進むと湧き出し水が小川となって流れていた。

①カツラ(雄株)②タブノキ

シジミの殻がたくさん川底に打ち捨てられて、誰の仕業と思ったらタヌキだとか、ヤマガラが貝に指先を挟まれて困惑気の顔つきをしている写真を皆で感心して眺めた。 

お昼は、公園の管理事務所の2階を借用、和やかな雰囲気で昼食を済ませた。

①カワウ②ゴイサギ

午後からは、野鳥の観察舎に向かった。コガモ、アオサギ、カルガモ、オオバン等が出迎えてくれた。池の中の島にゴイサギがいるのを発見、望遠鏡で覗いた。

最後は、縄文の森にある竪穴式住居に向かった。手前で手造り輪投げの広場があり、思い思い輪投げに興じて楽しんだ。 

①カアオサギ②ダイサギ

博物館の地下で、昔の古民具の展示を見学、子供時代のなつかしい民具の数々に話題が広がった。博物館を出たところで観察会は終了。思い出多い楽しい観察会となった。(渡邉)