日 時:平成26年2月28日(金) 9:30~12:10 天候 晴れ 参加人数 38名
コース:JR成田駅→薬師堂→出世稲荷→釈迦堂(五百羅漢彫刻)→雄飛の滝→(公園散策・水琴窟)龍智の池(浮御堂)→本堂前広場
担当者:晝間、渡辺、藤吉、岡部、松川
夜半からの雨も上がり、気温が上昇、すっかり春の陽気。成田駅で3班に分け出発。裏道を通り最初に薬師堂で健康長寿、病気平癒を願いお参りしました。
①ソシンロウバイ②マンサク
シジュウカラのさえずりを聞きながら、杉林を抜けると出世稲荷。お参りした後は、見晴らしが良ければはるか遠くに筑波山が見られるという所で・・・。残念ながら霞がかかっていて見られませんでした。
①アケボノアセビ②コウヨウザン(実)
釈迦堂の手前の花壇にハボタンが植わっていました。成田山の紋章がハボタンとのこと。釈迦堂では二十四孝と五百羅漢の見事な彫刻を見入ってしまいました。
シャラノキ、クスノキ、カヤ、樹形のいいスダジイを眺めながら額堂へ。現在は地震で立入禁止ですが額堂の裏にある天満宮の白梅が額絵になっているようでした。
階段を下りて公園へ。雄飛の滝(雄滝)からのマイナスイオンを浴び、路傍の古木のウメノキゴケなどの地衣類やコケ、ノキシノブを観察しながらゆっくり進みました。
ちらほらと色とりどりの梅が目に入って香りも楽しみ、中には青軸という黄緑の梅がありました。梅林を存分に楽しんでから、水琴窟で澄んだ音を聞きました。
ここでは三種類の黒松、赤松、白松を見て違いを確認しました。白松は中国原産で3本の松葉です。池の周りのソシンロウバイ、マンサク、サンシュユ、ヒイラギナンテンなどのさまざまな黄色の早春の花も見逃せません。
蓬莱橋から前の班の人たちが、静かに見ていた先にはカワセミがじっと岩の上にとまっていました。コバルトブルーの色が鮮やか!!左のほうにはアオジの姿も。大勢の人たちを楽しませてくれました。“梅は百花にさきがけて咲く”といいますが梅の花に春の訪れを感じ、ほのかな梅の香りを堪能した観察会でした。(渡辺)