日 時:平成26年1月30日(木) 9:30~12:10 天候 曇り 参加人数 39名
コース:池花公園→西光院→富士山眺望→浮土橋→西山橋→市営霊園→池花公園
担当者:山口 林 末永 小沢 栗山 野島
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午後から雨の予報でしたが39名が参加、和やかに出発しました。谷津から古村へ上る坂の途中、2本の木が癒着した連理木を2つ発見し、幸せな気分になりました。
上りきったところで、冬の快晴の日には富士山が眺望できる場所に到着しましたがあいにくの曇り空で見られず、下見の際に写真撮影しておいた拡大写真で納得してもらいました。
市内で富士山が見られる場所をみんなで数え上げ、9ヶ所あるという話でおおいに盛り上がりました。
内黒田の古村は、歴史の宝庫なので庚申塔、梵天、暮れまぶり、供養塔、道祖神などが次々見られ、説明に耳を傾けていました。
①連理木②アジサイ(冬芽)③マンリョウ④オオカマキリ(卵)
今回の観察の視点は「冬芽」。コブシ、シロダモ、イヌシデ、アジサイ、ムラサキシキブなどの冬芽を観察、毛皮、重ね着、裸タイプなどいろいろあることに驚きの声が聞かれました。
①連理木②アジサイ(冬芽)③マンリョウ④オオカマキリ(卵)
林を抜けて手繰川へ。オオイヌノフグリ、セイヨウタンポポ、コハコベ、ノボロギク、タネツケバナ、ホトケノザが可憐な花を咲かせていました。強風の中、鳥は少ないながら、メジロ、ツグミ、アオジ、コゲラ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、コサギにも会えました。
①コハコベ②オオイヌノフグリ
途中、モチノキ、ベニカナメモチ、マサキの赤い実がとても綺麗で、ヤブツバキの赤とロウバイの黄色のコントラストも見事でした。最後は天満宮の極相林です。
①ホトケノザ②タネツケバナ
スダジイの巨木達がお互いの領域を守っていて天の川のような境界線がはるか上空に見えました。早春の里山の自然を満喫した楽しい観察会でした。(小沢)