総合公園から川村美術館自然観察会

日 時:平成25年10月30日(水)  9:30~15:15 天候 晴れ 参加人数 31名

コース:9:40 総合公園発―12:15川村美術館(昼食、休憩、自由見学)―13:00川村美術館発-15:10総合公園着

 担当者:C班 遠藤、荘子、晝間、松川、渡辺(幸)

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さわやかな秋晴れ、川村美術館へ向けて出発!往復の行程約10km、みな健脚自慢?

谷津は心地よい風が体に滲み、澄み渡る空の青さと秋色に染まりゆく木の葉や草の美しさに目を奪われるようだ。林縁の道は、台風の後とあって、木や竹が倒れ、小枝が落下、道はぬかるみ足元の悪い中だったが自然が成し得たこと、避けながら先へ進む。 

休耕田は、セイタカアワダチソウ、ススキが繁茂、ヤナギやクワの木が入り込み荒れ放題であった。

 一方、稲刈りを終えた田んぼは、稲孫(ひつじ)穂が青々と育っていた。

①ヤクシソウ②ツクバトリカブト

林縁は、ノコンギク、シロヨメナ、シラヤマギクなどの野菊、まばゆいばかりのヤクシソウ、ユニークな形をしたトリカブトの花、田んぼや流れの際には薄紫色のカントウヨメナ・・・控えめながら美しい草姿に気持ちが癒される。

①ヤマラッキョウ②リンドウ

 

 

人目を避けるように咲く赤紫色のヤマラッキョウの花、繊細な野の花は今日一番の人気であった。 

真っ赤なガマズミりの実、かわいいコマユミの実、色とりどりのカラスウリの実、彩を添えるサワフタギの青い実などに目を奪われながら進む。

①マキエハギ②キヅタ

早春に咲く白い花とは結びつかないようなコブシの実に驚いたり、ヤマノイモの実を鼻に付けたり・・・野山を駆け回って遊んだ頃に一瞬戻ったように大笑い。 

①ノハラアザミ②タイアザミ

 

ようやく、十月桜が咲き誇る川村美術館へ。散策路の脇には、リンドウが咲いて秋の風情を一層感じる。十月桜を見ながら昼食、歩いたあとのお弁当の美味しいこと・・・

①コブシ②コマユミ

帰路は、木や草の実がたくさんの北側のコース。ガマズミ、カマツカ、エビヅルの実を味わう。なつかしい味に会話も弾む。

①マユミ②カマツカ

暖かな陽気にチョウやトンボも晴れやかに飛び、大きなジョロウグモに目を見張った。自然の中に溶け込み、秋を満喫した里山歩きでした。(H)