和田・南波佐間の森 自然観察会

日 時:平成25年3月7日(木)晴れ  9:30~14:00  参加者:29名

 

コース:9:30みそらバス停そば公園→「ケアハウス せきれい」下の谷津→南波佐間の谷津(通称:野鳥の路)11:40四街道総合公園・キャンプ場(昼食)12:30→(ウソ観察路経由)総合公園北出口→旭中下の小路→14:00頃 みそらバス停そば公園、解散

担 当:A班 鈴木、小澤、末永、鶴田、渡邊(勲)  

     タンポポ
     タンポポ

午後の気温は20℃近くまで上昇!遅れていた梅もほぼ満開、谷津沿いの道には、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウなどの野草が咲いていました。 

 

Spring has come !  

 

谷津の芦原では、アオジ、モズ、ツグミなどが姿を現し、間もなく繁殖期に入るアオジは羽の黄色が強まりとてもきれいでした。

ヒメオドリコソウ     
ヒメオドリコソウ     

シジュウカラの♂も彼女の気をひくためか発声練習に余念なく「ツツピー ツツピー!」と2月とは比べものにならないくらい大きい声でさえずっていました。

 

アッ!待ちに待った声、ウグイスのさえずりです。今年初めて聞きましたが、とてもたどたどしく“♭ホー キョ!”と鳴いていました。

 

向かいの谷津沿いの林からは「キョッ!キョ!」という短いながらはっきりとした声が聞こえます。アカゲラです。

    オオイヌノフグリ
    オオイヌノフグリ

キツツキの仲間で山地の林で多く見られ,嘴で木の皮や隙間をつついて昆虫などを食べます。

 

平地では珍しい部類に入る鳥ですが今年は四街道総合公園でもたびたび目撃されています。

 

多分、山の気候が厳しく餌が不足気味で里へ降りてきたのだと思います。

 

今年は冬鳥を多く見かけますが、これも北のほうの気候が例年以上に厳しいためと思っています。

ホトケノザ           
ホトケノザ           

ウソという鳥もH20年の冬に大量に飛来し四街道総合公園でも沢山見られましたが、それ以降ほとんど見られませんでした。

 

今シーズンは11月頃から見られ始め、総合公園のサクラの木で見かけます。

 

桜の花芽を食べるのです。

 

オスは首から胸にかけてピンク色の個体が多くとてもきれいです。この日も4羽の♂がみられました。

 初春は植物も咲いているものは少なく、この日はバードウオッチングが主体でしたが21種の野鳥を観察できました。また、キタテハ、ルリタテハなどのチョウやカナヘビ、ニホンアカガエルの卵塊も観察でき春の到来を実感した一日でした。(松川)