山梨古村 五社めぐり

日時:平成25年1月7日(月)薄曇り 9:30~12:00 参加者:36名

 

コース:旭公民館9:30→うぐいすの道→浅間神社→御嶽大社→豊受神社→妙見神社→香取神社→旭公民館

担当:A班 鈴木・末永・小澤・鶴田・渡邊(勲) 

※写真をクリックすると名前を確認できまます。写真右肩にある「✕」をクリックすると、本文に戻ることができます。

例年になく寒いこの冬、植物の開花が全般的に遅れているようでしたが陽だまりでタチツボスミレの花を見つけ、傍らには薄水色のオオイヌノフグリが咲いていました。 

寒の入りとはいえ、僅かに膨らむ梅の蕾や地面を覆うロゼット葉に自然のパワーを感じました。

この時期ならではの出会いを期待しながら歩いていると道端の藪の中に白い実のカラタチバナ(別名 百両)、落ち葉を掻き分けると青紫色のジャノヒゲの種子・・・ハッとするほどの美しい輝きです。

①ヤブコウジ②シロミノカラタチバナ

冬枯れの時期に目立つ常緑のシダは、鈴木さんの解説でそれぞれを見比べながら観察しました。広葉樹が葉を落とした林縁は、アオキ、ヤツデ、シュロなどの先駆植物が一層目立ち、見通しのよい谷津の田んぼにはツグミ、ハクセキレイ、キセキレイ、シロハラ、アオジなどの鳥たちが・・・ 

センリョウ②マンリョウ

浅間神社を経由して御嶽神社へ。保存樹のケヤキ、スダジイ、ツバキなどの古木・巨木に歴史を感じました。

 途中の雑木林でセンリョウ(千両)、花が咲くとよいことがあるというキチジョウソウの赤い実を見つけました。どちらも縁起物、きっとよいことがあるにちがいないと心躍らせました。

①ジャノヒゲ②キチジョウソウ

鬱蒼とした樹林の中にある豊受神社、ヤブコウジ(別名 十両)やマンリョウ(万両)の赤い実が目立ちました。山梨古村の家並みに沿い妙見神社から香取神社へ。 

カニクサ②ウラギンシジミ

葉裏で越冬するウラギンシジミ、カケスのけたたましい鳴き声を耳にしながら、12時前、旭公民館に戻りました。 今年最初の観察会は縁起のよい植物とたくさん出会い、幸先の良いスタートとなりました。(H)